株式会社リアルファイン
代表取締役 大島 厚志

ITソフトウェア開発会社を経て、事業譲渡を受け、2011年に株式会社リアルファインを設立。

早速ですが、どのような経緯で創業に至ったのでしょうか?

元々は、ITのソフトウェアの開発会社に所属し、そこで、中小企業様向けに直接販売部門を立ち上げ、営業に従事していました。ところが、期が変わるタイミングで直接販売をやめるという会社の方針により、事業譲渡を受け、独立することにしました。
既にお客さまも抱えておりましたし、お客様を切り捨てる訳にもいきませんので、「経営をする」というよりも、事業責任者として「事業をなんとかしたい」という想いの方が強かったですね。

もともと、独立したいという想いはあったのでしょうか?

独立したいというのは、全くなかったですね。営業という領域を極めていきたいと思っていました。
ただ、今となっては独立して良かったと思っていますよ。
私自身の過去を振り返ると、大体2、3年ぐらいで転職しているんですよね。
独立した今だからこそ、続いているのだと思います(笑)
会社の経営は、限界がないですし、見る視野も360度あり、立ち止まっていることがないので、それが面白いのかもしれないですね。

今までご経営されていて、危機などはありましたか?

まさに、創業1期目の時ですね。実は、2011年3月11日の東日本大震災の当日にオフィスの不動産契約を行い、14日の登記申請を経て会社を設立しました。
当時は、予測していた売上がまったく立たず、苦しかったですね。
前職時代のスタッフ数名や、お客様もそのまま引き継いできましたが、新たに新規獲得をゼロスタートにて仕切り直したり、色々と模索もしました。
ただ、基本的には普段からもあまりマイナスに考えることがないので、今考えると、そこまで危機とは捉えてなかったかもしれないですね。
スタッフやお客様、取引先に対して後ろ向きなことを考えている余裕はないですしね。

それらをどのように乗り越えたのでしょうか?

そこからは、高望みしない予算設定に切り替えるようにしましたね。あの震災がなかったら、高望みの予算設定をしたままで、つぶれていたかもしれないです(笑)
創業時は一点突破でしたが、現在は様々な角度から物事を分析し、慎重に判断するよう心がけてます。
また、事業展開する際には、考えられるリスクを分散するよう行動し、リスクヘッジするようにしています。

今後、事業も拡大されていくと思いますが、どのような方と一緒に働いていきたいですか?

コミュニケーション能力があり、自己発信しながらも、向上心がある人ですね。
私自身も、仕事の面だけを考えるのではなく、対「人」として、コミュニケーションを取るように心がけ、社員一人ひとりの個性や生活状況などを考え、活かせるように日々努力してます。まだまだ至りませんが(笑)
職場環境としても、個々が自由に仕事ができる環境で、本人の成長次第では、やりたい仕事や新事業等ができるように心がけています。
スキルは成長次第でどうにかなるものだと考えているので、スキルよりも、人ありき、向上心があるかどうかが重要ですね。

貴社が注目している企業はありますか?

事業毎にライバル企業は変わると思いますが、あまり考えてはいないですね。
基本的には、自分自身の感覚でやっていることもありますので、誰かの真似をするということはない感じですね。私自身も、今まで誰かに教えを乞うという機会が少なく、自分で解決をしていく傾向にあったので、他の会社を意識するよりは、今いる人材を軸にして進めています。

今後は、どのような事業展開を考えていらっしゃいますか?

まず、既存事業である「WEBプロモーション」「OFFICEソリューション事業」の強化を行っていきたいと考えております。
「WEBプロモーション」に関しては、中小企業様のホームページ制作や保守の事業となりますが、キャパシティの問題で、お客さまからのご希望の依頼に応えられていない部分もありますので、そういったお客様へのアプローチを強化することです。
また、「OFFICEソリューション事業」においては、ビジネスモデルが確立して参りましたので、協力企業様からのご紹介の受注率を高めていきたいと考えています。
引き続き、お客様とお取引をさせて頂くきっかけの一つにしていきたいです。

その他は、どのようなことを考えていますか?

すでに、MEDIAソリューション事業として、ECサイトの運営代行事業をスタートしているのですが、その事業の次の展開として、新しく「Orgarly(オーガリー)」というオーガニック専門のメディアサイトを立ち上げました。オーガニック商品のメーカー様などに商品を提供していただき、専属ライターが商品の紹介やレポート等を発信するというサービスです。
そのオーガリーというサービスをもっと世の中に広めて、オーガニック商品や情報の発信を行い、身体や環境に優しいものを、皆様が気軽に手に入る世の中になるよう、広めていきたいと考えております。

今回の新しい事業は、なぜ始めようと思ったのでしょうか?

「WEBプロモーション」サービスのお客様と接していて、お客様からのご要望が多かったからですね。
そして、これらは大手企業が本格的に参入していない市場でもありました。
弊社としては、「商品をつくっても売れない」というお客様のニーズを考え、運営代行だけでなく、集客支援までをサポートさせて頂けるようにと考え、立ち上げた新規事業になります。
「販売促進」「業務最適化」「経費削減」を柱に事業を展開してる弊社の考え方からも、オーガリーを立ち上げることで「窓口を一本化したい」というお客様のご要望にも応えていけるとも考えました。
このようにオーガリーに限らず、今後もお客様のニーズに応えた新規事業を展開していきたいですね。

組織戦略としては、どのように考えていらっしゃいますか?

そうですね、10〜15人のユニットをいくつも作って、会社を複数つくっていきたいですね。
少数精鋭の会社は、責任感を持ってもらうのには反応が早いですし、フットワークも軽くなります。
また、自由度も広がり、別領域にも繋げやすくなるので、横展開でどんどん拡大していきたいと考えています。
また、フリーランスの方々にも、弊社と組んでお仕事をしていただけるようなビジネスモデルを考え、一人ひとりがパフォーマンスを出しやすい、様々なカタチの雇用形態をつくっていきたいですね。