株式会社ラフール
代表取締役社長 結城 啓太

1981年宮城県生まれ。高校卒業後、営業会社に就職し、3年で最年少管理職を経験。その後、個人情報に纏わるコンサルティングに従事した後、2011年に株式会社ヒューマンリソースマネージメントを設立。代表取締役に就任。
2017年に株式会社ラフールに社名変更。

早速ですが、創業に至った経緯を教えて下さい。

もともと、個人情報コンサルティングの役員を担っており、法人企業の従業員の個人情報やリテラシー向上の研修などを行っていました。
ある時から、インターネットの普及により、企業情報の漏洩が増えはじめ、研修やセミナーでも、それらの対策の話をするにようになったんです。ただ、どんなに深刻に重大な話をしても、従業員の中には、インターネット上に情報漏洩をしてしまう人がいたんですよね。
それらのことをする人は、メンタル不調のケースがあるらしく、企業の人事担当者から「メンタルヘルスを改善するような提案をしてくれないか?」というお声掛けをいただいたのが、独立の大きなきっかけですね。

もともと、独立志向にあったのでしょうか?

そうですね、サラリーマン家庭だったのですが、漠然と将来は企業に所属するのではなく、自らビジネスをする、と思っていました。
一時期は芸能人になろうとしていた時期もありましたけどね。
実際に、就職したのは営業会社ですが、そこで実行した分だけ評価され役職も上がり、大成功しました。自分の思っていることが現実になると言われ、自分もこれまでを振り返ると、まさにその通りだと実感しています。

起業するまでは順調だったように思えますが、今までに会社の危機はありましたか?

そうですね・・・普通の会社だったらつぶれているようなこともたくさんありましたが、一番は、人に裏切られたことですね。それが理由で、創業2年目なのに、数千万単位で資金繰りが悪化してしまったんです。
本来ならつぶれていたと思いますが、期待いただいているお客様もいましたし、その方々に迷惑もかけられないので、気合いで乗り越えましたね。

なぜ、乗り越えられたのだと思われますか?

一番は、諦めなかったことですね。
成功しない人の理由は、99.9%諦めているからだと思っているので、絶対に諦めないことです。私自身も少しでも諦めていたら、今は存続していないと思います。
あとは、信頼して下さっている方々のおかげですね。自分から積極的に頼らせてもらっている訳ではないのですが、ピンチの時ってそれに気づいてくれ、手を貸して下さる方が自然と近くにいてくれるんですよね。私も本当に助けられました。
だから、経営をしていく上で重要なことは、「敵を多く作るか、味方を多く作るか」の、いかに「味方を多く作ること」だと思っています。その人の信頼感にもつながっていくと思いますしね。

結城社長は多くの方々から信頼を得られているのですね。
一緒に働きたい方は、どのような方ですか?

まさに、素敵なひとですね。弊社のクレドでもあるのですが、素敵なひととは、「感謝」「徹底」「想像」「進化」ができるひと、これらを継続し続けられるひとですね。これは私自身の口癖からきているんです。
「感謝」できるひとは、大げさかもしれませんが、世界の人口が70億人を超えているこの地球上で出会え、共に仕事をしている環境を当たり前と思わず感謝できるひと。
「徹底」できるひとは、どんな業務もあきらめずに取り組みやりきるひと。
「想像」できるひとは、先を想像し、行動していけるひと。
「進化」できるひとは、新しい変化にも柔軟に対応し、成長(進化)をやめないひとですね。
毎日新しい変化があります。その変化を恐れ、一歩を踏み出せないひとは正直難しいと思いますね。ベンチャー企業ではありますので、方向転換ももちろんありますし、その先にすぐに行けるひと、変化や進化を楽しみながら仕事をできるひとと一緒に働きたいですね。

最後に、次の一手を教えてください。

近年、様々な分野で急速な進歩を遂げてきている、AI部門の立ち上げですね。
現在、国内に2800社程のお取引先がありますので、今まで蓄積されてきたデータを活かし、例えば法人企業の勤怠管理や健康診断のデータをAIに分析させて、健康課題を抽出・提案させる仕組みづくりを考えています。
あとは、本来の意味でも「健康経営」を企業に浸透させていきたいと思っています。企業の人事部に「健康経営」のために取り組んでいることを聞くと、取り組んでいることはありますが、それが実は本来の意味での「健康」になることではなかったりするのが現状です。
そのため、本来の意味で、企業も、そこで働く従業員全員にも「健康」に働いてもらえるような、支援をしていきたいです。
そして、笑顔(ラフ)が満ちあふれる(フルネス)環境をつくっていきます。