株式会社インフォキュービック・ジャパン
代表取締役 山岸 ロハン

1974年神奈川県生まれ。留学のためアメリカに渡米し、現地の大学を卒業。 1998年より米国にて検索エンジンマーケティングに従事。 2002年にコロラド州でInfo Cubic LLCを設立。
その後、2004年に日本支社を設立し、2007年に株式会社インフォキュービック・ジャパンを設立。

早速ですが、起業に至った経緯を教えてください。

日本の高校を卒業後、アメリカの大学に留学し、そのままアメリカで就職をしたいと考え働き始めました。それが、コロラド州にある10人程の会社で、インターネットを使った調査やデータリサーチなどに従事していました。
せっかくアメリカにも来たことだし、普通に仕事して日本に戻るのもな・・と考えていた頃に、当時の上司に「会社を辞めて、一緒に事業をやろう」と声をかけたことがきっかけで、2人で事業をスタートしました。今思えば、部下が上司に会社を作ろうなんて声をかけるなんておかしな話ですね。

そのことがきっかけで、起業に至るのですね。

そうですね。二人で一緒に事業をやることを先に決め、実際に何の事業をやるかは後から決めました。当時はSEO(検索エンジン最適化)という言葉もなかったくらいなので、独学で学びながら0から作っていきました。
2002年にコロラド州でInfo Cubic LLCを設立しましたが、その後2004年にウェブマーケティングに特化した日本支社を設立しました。

国を跨いでスピード早く会社を設立されていますが、苦労されたことはありますか?

日本支社立ち上げ時は、3人程雇い、アメリカから国際電話などで会議を行っていましたが、勝手がわからずあまりうまくいかなかったことですね。
当時を振り返ると経営の知識を持っていなかったということもありますが、一番はコミュニケーション不足だったと思っています。
二十数年前で、グローバルに展開していくのは本当に大変でした。

それらをどのように乗り越えたのでしょうか?

当時は会社の売り上げは減っていくし、日本支社ともうまくコミュニケーションは取れず絶対絶命の危機でした。気持ち的には自殺の一歩手前まで来てました。
ただ、普段スピリチュアルとか霊感とか全く興味がないですし信じないのですが、当時頭の後ろで声が聞こえた時があったのです。「今じゃないよ」と言われ、それは「死ぬのは今じゃないよ」と言っているのだと思い、留まりました。これが自分の人生の中で最大の変化をもたらします。
そのことがあってからは、自分の役割や使命を考えるようになりましたね。そのことがきっかけで会社も大きくなったと思っています。
あの時に辞めていたら会社をやっていないと思いますし、あとから考えたらそういった大変な時期が、人生の中でも早い時期に経験して良かったと考えています。
それまでは、物事を深く考えたことがなかったですし、ターニングポイントとなり、何のために生きて、なぜ会社をやっているのかなど考えています。

今後は、どのような方と一緒に働いていきたいですか?

私も色んな会社も見てきましたが、弊社は本当に良いスタッフが多いですし、足を引っ張ったり、妬むという方も少ないですね。
特に、自分のやるべきことと使命感を感じられるかどうかは重要だと思っています。
採用する時も、「私が持っていないスキルは何だろう」という観点でみるようにしていますし、どんなイノベーションを起こしてくれるのかという視点でみています。
会社としても成長していく上で、一緒に心地よくやっていける人を増やしていきたいと思っていますし、各人で得意・不得意がありますので、それらのことを活かしながらやっていきたいと思っています。
また、自分がやったことに納得のできる方ですね。客観的にみてパフォーマンスが良かったかどうかではなく、自分でみてやりきれているかどうか。100%力を出せること、諦めない人が良いですね。

最後に、次の一手について教えてください。

一歩一歩成長することが大事だと思っています。ビジョンも「100年続く会社」と掲げていますので、常に成長はし続けていきたいですね。
また、日本の企業が海外で活躍するようなお手伝いをしたいと思っています。デジタルマーケティングは、アジアの国の中でも日本は比較的活況ですが、それらを東南アジアの企業へも提供していきたいと考えています。
現在取り組んでいることとしては、株式会社カーツメディアワークスと共同で「グロマ!(https://gloma.net/)」というメディアサイトを立ち上げました。こちらのメディアで海外向けWebマーケティングの情報を伝え、海外にチャレンジできると思ってもらえるような啓蒙をしていきます。
これらのことも、「日本と世界をつなげる」という想いからです。そのため、会社もどんどん成長していっていますので、私自身の成長スピードもあげて、永続する企業をつくっていきたいと思います。