ニューインデックス株式会社
代表取締役社長 津田 武

1978年三重県生まれ。法政大学を卒業後、2004年に米国テキサス州にあるUniversity of Dallas にてMBA を修了。
帰国後は新日鉄住金ソリューションズ株式会社に入社し、数多くの大型プロジェクトで実績をつくり、新人MVP選出。
その後独立し、2008年にニューインデックス株式会社を設立。これまでに1,000 万ヒットクラスのウェブサイトを複数立ち上げ。

津田社長は、もともと独立することを考えていたのでしょうか?

そうですね。起業をすることは、中学生の頃から考えていました。
父親が三重県の津市で会社経営をしており、「社長をやるのが一番面白い」ということを教わり、社長を目指すようになりました。
大学時代には、インターネットにハマるようになり、1日17時間程触れている生活でした。そのうちに、7,000件程のリンク集のメディアをつくるようになり、1年間で広告収入1,000万円くらいまでになり、それがニューインデックスの原資となりました。

それらのことを経て、創業に至ったのでしょうか?

実は大学時代に、企業のWebサイト制作代行として学生団体を立ち上げ、約10社程のWeb制作を手掛けていました。
リンク集のメディアをつくっていた際も、そのメディアを見たまったく知らない方々から、「このサイトがあって助かりました」というメールをいただくことが多々あり、嬉しいと思ったことがきっかけで起業しています。
これが、「あったらいいな」の理念にもつながっています。

現在は、どのような事業を展開されているのでしょうか?

Web制作事業を展開しているのですが、実は「ガクセン」という自社で展開しているメディアが、メディア制作事業の顧客数を超えてきています。
それは、我々が主に中小企業をターゲットとして、ソリューションを提供しているからだと考えています。
以前、中国にGDPが抜かされてとても悔しかったんですよね。経済を支えているのは99%中小企業ですので、中小企業の事業拡大支援を目指していきたいと思っています。
そのために、Web制作事業においては「あったらいいな」を「あってよかった」に塗り替えるWeb制作を提供し、中小企業の持っている資産をブランディングすること。また積極的に頑張っている学生が集まる「ガクセン」を拡大し、「いい人材を採用する」というフラットな場を提供しています。

順調に事業展開されていらっしゃるかと思いますが、今までに壁などはありましたか?

創業当時も、当初考えていたアイデアを捨てて、お金もコネもアイデアもなしに再出発していますし、リーマンショックの時には大打撃を受けましたね。
とある会社のWebリニューアルの提案が大きな案件ではあったのですが、先方の社長が印鑑を押す契約締結の当日にリーマンショックが起こり、契約も白紙になり、倒産寸前にいたりました。

そこから、どのように乗り越えられたのでしょうか?

知り合いの経営者に助けていただきました。
人って、一人で生きることは難しいということを痛感しましたね。むしろ生かされている、だから感謝して、貢献していかないといけないと思っていた瞬間に、撒いていた種が一気に花開きました。
その後、ガラケーのWebデザインを集めた自社メディアを立ち上げ、その立ち上げノウハウを活かしてお客様に提案をしてまわりました。
また当時、会社の残額が180万前後だったにも関わらず、シンガポール7日間100万円の経営者視察ツアーに申し込んでいる自分がいたんです。
そこには、富裕層の経営者がたくさんおり、明らかに自分は場違いでもあったのですが、自分自身や会社の話をすると、「頑張っているね」という言葉をいただき、その後その方々から仕事をいただき、今でもいろいろ教わりながら、良いお付き合いをさせていただいています。

今後どのような方と一緒に働いていきたいですか?

他責ではなく、自責で捉えられ、自ら能動的に動ける方ですね。
今まで、採用においてはいろいろな失敗はありましたが、心からこの人と一緒に働きたいと思わないと難しいと思っています。
どんなにスキルやビジネスセンスがあって、モチベーションが高くても、ベクトルが同じ方向を向いていないと難しいと思いますし、応募していただく方からも、「ニューインデックスで働きたい!」と心底思っていただける方と一緒に働きたいですね。

最後に、今後はどのようなことを強化していかれる予定ですか?

まずは、自社の主力メディアである「ガクセン」を広めることで、そこに登録している行動意欲のある学生を企業に紹介していきたいと考えています。
また、そんな学生を教育できる場をもたせていきたいと思います。良い人材を更に伸ばすことで学生のためにもなりますし、学生が伸びれば、雇用する企業のためにもなると思っています。
それらを実現するために、弊社自身も1ミリも妥協しない採用活動を行い、人材力を高めていきたいと考えています。妥協するくらいなら採用しないと決めるくらい、人材強化はしていきたいですね。